けっこう恥ずかしいタイトルですね。実際のおたよりでは,タイトルの横に「…はちょっと言い過ぎですが。」と小さく付け足しました。タイトル通り,この週は係活動の紹介です。
★以下 学級だより「すきやき」より★
3年生が始まって2ヶ月。ようやく係活動が活発になってきました。
ご紹介が遅れましたが,3年○組には全部で10種類の係があります。「図書がかり」「おたん生日がかり」「体そうがかり」「くばりがかり」「生き物がかり」「パソコンがかり」「時間わりがかり」「あそびがかり」「水やりがかり」「きらきらがかり」の10種類です。
「活発」と言っても,すべての係がワイワイと盛り上がっているわけではありません。なにやら相談をしていると思ったら「先生,○○をしたいんですが画用紙をもらえますか?」「△△って,どうやって作ったらいいですか?」と聞きに来て,ヒマさえあれば活動している係がある一方で,とりあえず係のメンバーが集まったものの「うーん,何しよう…」と頭を悩ませたり,ワイワイと楽しそうに活動している係を見て焦ったりしている係もあります。子どもたちにはナイショですが,これは「想定内」です。
係を決めるとき,子どもたちには「自分たちのクラスを,過ごしやすく(楽しく)するための仕事を考えてごらん」と話しました。もちろんそれだけが目的ではありません。個人的には「活動を工夫する」ことにこそ,係活動の本当の意味があると考えています。「自分のクラスをもっと過ごしやすく(楽しく)するために,○○してみたらどうだろう」と考えることで,「クラスの一員としての自分」をみとめたり(「帰属意識」と呼んだりします),「自分を思ってくれる仲間」をみとめたりすることができるようになると思うのです。
少し堅苦しい話になりましたが(いつもですけど…),はじめに「係活動が活発になってきた」と書いたのは,この「活動を工夫」している姿が見られるようになってきたということです。ところが,子どもたちの考える係には「活動を工夫」しにくい係があります。
たとえば「黒板係」とか「電気係」なんていう係を想像してみてください。名前を聞いてすぐに「黒板をきれいにする」「電気を点けたり消したりする」という活動が思い浮かびますが,それ以上に楽しそうな「工夫」はなかなか思いつきません。具体的で仕事がハッキリした係ほど,すぐに活動に取りかかれる半面,工夫のしどころが見つかりにくいのです。
たとえば「黒板係」とか「電気係」なんていう係を想像してみてください。名前を聞いてすぐに「黒板をきれいにする」「電気を点けたり消したりする」という活動が思い浮かびますが,それ以上に楽しそうな「工夫」はなかなか思いつきません。具体的で仕事がハッキリした係ほど,すぐに活動に取りかかれる半面,工夫のしどころが見つかりにくいのです。
もちろんこのままダラダラと続けるつもりはありません。私の作戦では,「うーん,何しよう…」「私たちも何とかしなきゃ」という前向きな気持ちが「諦め」に変わる直前がちょうどいいタイミングだと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿